航空機のADS-Bを受信

ADS-Bとは航空機から発せられる位置情報を知らせる信号のこと。この信号はUSB受信機とアンテナ、PCがあれば簡単に受信でき地図上に表示できます。

先日から試行錯誤して環境をつくりそこそこ受信できるようになったので載せてみます。

丸一日岡山の自宅から受信できたのは画像の灰色の線で囲まれた部分。

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アンテナもそれ専用のものではないのですが、西は尾道あたり、東は京都あたりまで受信できています。ただ、この範囲でも遠くは高高度の飛行機しか受信できないのでもちろん関空の離発着などは捉えられません。

 

2017/3/8~10 台湾鉄道一周の旅(3)

前回
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はじめ
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高雄→桃園国際空港→関空→岡山

3日目最終日はホテルを出て地下鉄で高雄駅へ。”岡山”方面行きの地下鉄に乗車します。
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台湾にも”岡山”という地名があり、この高雄捷運紅線は小港駅から南岡山駅を結んでいます。

高雄を朝7:00発の自強号112次で出発。
(写真撮り忘れた)
この自強号はヨーロッパなどでよく見られる両端の先頭車が動力車の動力集中方式のE1000型です。

(参考画像)
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Wikimedia Commonsより(https://commons.wikimedia.org/wiki/File:TRA_E1000_E1020.jpg

また、台湾の西側を走る縦貫線には彰化駅~竹南駅間で海線、山線に分岐しておりこの列車は海線経由でした。
この列車で新竹駅へ。所要時間は4時間弱ほど。

新竹から桃園へは高鉄(台湾新幹線)を使いますが、台鉄の新竹駅と高鉄の新竹駅は駅名は同じでも別の場所にあります。台鉄と高鉄が別会社であるためでしょうが、日本のように”新”でもつけてもらえるとありがたいのですが。
その高鉄新竹駅までは接続線の六家線で向かいます。
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新竹駅のでっかい発車標。上段”北上”の1728次區間車に乗ります。
新竹駅にはこの他にもLCDの発車標もありました。

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こちら韓国ロテム製のEMU600型で高鉄新竹駅との接続駅の台鉄六家駅へ。
車内LCDもありました。

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20分ほどで六家/新竹駅へ到着。写真は高鉄のホームから撮ったものですがこのように建物は違うものの隣接しています。

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そして高鉄818次。この列車は東海道・山陽新幹線のこだまにあたる各駅停車タイプですが、車内の席はほとんど埋まっていました。
高鉄桃園駅へは10分で到着。高鉄桃園からは先日開業した桃園機場捷運で空港へ。

キャセイパシフィック航空CX564便で帰途につきました。
機内食はチキンカレー。他の選択肢は前の方の席で売り切れていたのかこれ一択でした。
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ルートのおさらい

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この地図のように台湾島を桃園から時計回りに鉄道だけで一周してきました。
台湾は日本からも近く鉄道も似ているのでまた機会があれば行きたいと思います。

2017/3/8~10 台湾鉄道一周の旅(2)

前回の続き。遅くなってすみません。
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台北→台東

二日目はいよいよ台湾一周へ入ります。
日本ではよくフリーきっぷを利用しているので台湾のフリーきっぷであるTR-PASSの使用も検討したのですが、事前の予約ができなかったり通常運賃とほとんど変わらなかったりしたので普通に切符を買いました。
特急列車の切符は2週間前から発売で日本からでもネット予約が可能。クレジット決済しておけば台鉄の自動券売機で受け取ることができます。

というわけでまずはホテルから地下鉄で台北駅へ。地下鉄は日本と同じく3分間隔ほどで朝の通勤ラッシュで混み合っていました。
時間があったので台北駅のホームで少し撮影。台北駅は地下ホームです。
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1008次 區間快七堵行

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2114次 區間車基隆行

どちらもEMU800型です。このEMU800型ですがJR四国の8000系と似ているなあと思っていたところ、前回の記事を投稿した後にJR四国と台鉄から友好鉄道協定1周年相互記念事業として相互でEMU800型と8000系のラッピングをして運転されることが発表されました。
台湾鐵路管理局との友好鉄道協定1周年相互記念事業の実施について:JR四国

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そして乗車の普悠瑪(プユマ)号(全車指定の特急)412次。台北駅8:50に出て、台東には12:55に到着します。普悠瑪号は日本車輌で製造されたTEMU2000型が使われており、日本でも甲種輸送の際に話題になりました。また、東武鉄道では普悠瑪号のラッピングをしたりょうもう号も走っています。
この列車に乗車し台湾南東部の台東へ。車内はほぼ満員で予約しておいた甲斐がありました。車窓はあまり撮っていないのですが、山側の席だったので中央山脈(?)を望むことができました。
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そして台東駅到着。
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お昼だったので弁当を買ってベンチで食べました。
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この駅弁、台鉄便當といって有名で主要駅で大量に売られています。中身は排骨(骨付き豚肉)がメイン。日本の駅弁と違い、温かいのが特徴です。
しかも値段は60元(約230円)(だったかな?)と大変お安くそれでいてとても美味しかったです。

台東→高雄

台東駅で一時間ほど時間を潰した後はさらに南下し台湾第二の都市高雄へと向かいます。
台東~潮州間は非電化でディーゼル列車で運行されています。
ホームに上るとちょうど団体の観光列車が停車していました。
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その後の自強号(特急にあたる列車)314次に乗車します。
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この車両も日本の日立製作所が製造したDR3100形です。
車内はこんな感じで日本とほぼ同様。
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この列車で潮州へ。左手には太平洋が見えますが、指定は右側だったので残念ながら見えず。
2時間ほどで潮州へ到着しました。
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この自強号はそのまま高雄を超えて高鉄との接続駅である新左営行きですが、潮州で降りたのには理由がありまして。

後続の莒光号524次に乗車するためです。莒光号は日本の急行にあたる種別で客車列車で運行されています。時間がかかるのですが乗っておきたいと思いここに組み込みました。
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時間がかかるとは言っても潮州~高雄間では自強号とはほぼ変わらず、車内も空いていて快適でした。

そして高雄へ到着。地下鉄で一旦ホテルへ行き、その後六合夜市に出かけました。
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夜市では胡椒味の肉の餡をパリパリの皮で包んだ“胡椒餅”や甘めの台湾風ソーセージを食べ、二日目は終了です。

宿泊したホテルはこちらの陽光大飯店。
高雄ホテルサンシャイン(高雄陽光大飯店)(HOTEL SUNSHINE) 宿泊予約【楽天トラベル】
こちらも日本語が通じました。
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立派な外観ですが料金は1575元(約5800円)と日本のビジネスホテル並みでした。

3日目に続く

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